トップページ > 採用 > 仕事を知りたい > 開発研究部 藤山 一平

情熱的な社風の中で、新スキンケア文化を生み出したい。

スケジュール

8:30 メールチェックと実験計画の立案
9:00 乳化検討
条件を変えて状態変化を確認。
11:00 小角(しょうかく)X線散乱装置(SAXS)での
測定
12:00 昼休み
(昼食後、社内のグラウンドにて
仲間とフットサル)
12:45 製品化検討
15:00 原料メーカーと面談
製品化検討で使う、新しい原料・面白い原料を探す。
16:00 報告書の作成
社内定期報告会の資料作り。
17:00 経時観察
一定の時間が経過したサンプルを検査、
安定性を確認。
現在担当している仕事の内容は?
私たちスキンケア開発室の仕事には、主に製品化研究と基礎研究の2つの柱があります。
前者は、お客さまが求める感触や化粧機能を追求し、製品の処方(レシピ)を設計していく研究になります。お客さまの手元に届く商品を作るので、使用中に劣化しない安定性や微生物に汚染されない防腐力、さらには肌に使っても異常が起こらない安全性など、色々なことに気を配りながら慎重に研究していきます。
後者は、新素材の開発や、革新的な感触や機能を付与する技術の開発を行う基礎的な研究になります。製品化研究へとつながる重要な"ネタ作り"ですので、確かな知識と自由な発想を持って創造的に研究します。現在は微生物が作り出す界面活性剤(バイオサーファクタント)を用いて、新たな乳化・可溶化技術を確立させるため、さまざまな論文とにらめっこしながら、新しいモノづくりに挑戦しているところです。両方の研究を行うことで、お客さま目線から考えた基礎研究ができていると思います。
やりがいを感じたエピソードを教えてください
担当した商品が無事に上市(新商品を市場に出して販売すること)され、お客さまから好評をいただき始めると、やりがいを感じます。苦労が多ければ多いほど、それはより強く感じられるようになります。
オルビスから発売された最新のクレンジング商品は、これまでになかった洗浄理論とそれを実現する技術構築に3年の歳月を要した、自分史上最も苦労した商品です。求められたのは、「圧倒的なメーク落ち」と「すっきり・さっぱり洗い流せる水洗性」の両立でした。これはお客さまの嗜好を分析して分かった、相反する2つの機能で、長い間望まれ続けてきたものでした。そこでこれらの両立を研究テーマに掲げることとしました。入社後間もないうちから任されたプロジェクトだったため、化粧品技術に必要な専門知識をイチから学びながらのスタートでしたし、社内外からの期待もかなり大きかったため、非常に高い緊張感の中で研究を進めていきました。
2年にも及ぶ基礎検討と、社内での討論会や専門学会での発表を繰り返す1年を経て、ようやく完成させた商品が店頭に並び、お客さまの好評を得たときの感動は、何ものにも代えられない瞬間でした。この商品は基礎研究もしっかりでき、さらにお客さまにも研究成果を活用して高い実感を得ていただけたという、基礎研究と製品化研究がうまく噛み合った良い実例であったと思っています。
今後のビジョンは?
夢は、5~10年先の近い未来に、全世界に普及する新しいスキンケア文化を創造することです。
消費者ニーズの多様化に伴い、あらゆる製品が複雑化・多機能化していく現代、化粧品も多種多様なもので溢れています。そうした表面的に激しい変化の中にあっても、スキンケアの本質的な価値は、「肌をより良い状態に保つこと」には変わりはなく、肌質や性別、人種によらず、目的は共通しているはずです。どんな方にも満足してもらうために、使う人の肌悩みに応じて製剤自体が変化する究極のスキンケア品があれば、素敵だと思いませんか?多様化する人々のマストアイテムとなる1品、スキンケアの1ステップ目はポーラ化成工業のこれを必ず使わざるを得ない、と言われるような究極の1品が作れれば、それは新たな文化を創ることになるのです。
そんな風に大きな夢を掲げて、情熱的に楽しい研究を続けていければと思っています。
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