将来ビジョン 真摯な態度でのモノづくりを通じて、一人ひとりが新価値の発見と創造をするために。
社長インタビュー
Profile:ポーラ化成工業株式会社 代表取締役社長 鷺谷 廣道 2009年1月社長就任。ポーラ・オルビスグループの化粧品事業における研究開発・生産の統括業務を担う。1974年にポーラ化成工業へ入社。大学での専攻は機械工学で制御技術を学ぶ。初仕事では、袋井工場建設の一大プロジェクトに参加。その後、生産技術部門を中心に、研究開発、経営、コストマネージメントまで幅広い業務を経て、現在へ至る。そこにあるのは、一貫してクリエイティブを追求し続ける姿。趣味は、カトレア栽培と熱帯魚の飼育。静岡にある自宅に温室を作り、心をこめて育てている。

創業80周年を迎え、目指すはマルチブランドカンパニー

 ポーラ化成工業株式会社は、ポーラ・オルビス ホールディングスのなかで、化粧品の研究開発と生産を事業としています。「美と健康」をテーマに化粧品のほか、健康食品開発にも取り組み、また、デザイン研究所を擁し、コンセプトに合わせた容器・パッケージデザイン開発まで一貫して商品を手がけています。最近では、この経験を活かし、他社へ向けて“化粧品らしさを吹き込んだ容器デザイン”の提案を積極的に進めています。

 2009年、創業80周年を迎え、これからの会社のあるべき姿を考えたときに、企業にとって永続性の必要を感じ、化粧品と健康食品を軸とするだけでなく、さらにマルチブランド的な展開を進めていきたいと考えています。デザインの外販も、その展開に合わせた事業の1つです。また、生産で使用している「チューブ充填機」など、自社開発機器の販売も行っています。

多くの人の手によって創られる化粧品
すべては、お客さまへ最高の感動を届けるために

 ポーラ化成工業の主軸は3つ。
 1つ目の「研究開発部門」では、薬学・化学技術を駆使した商品開発、美白やアンチエイジングなどに特化した機能性研究開発、肌状態や加齢評価、品質・安全性の管理、デザイン研究所におけるオリジナルデザイン開発です。
 2つ目の「生産部門」では、静岡と袋井に工場を有し、2工場を横断する形で生産技術と品質保証機能があります。充填機など独自の機械開発も、ここで行われ、十分に使い込んだ上で販売しています。
 そして、3つ目に「間接部門」として、営業や経営企画、人事、経理などの経営基盤です。

 企業信念は「喜ばれることに喜びを」。古くからのグループ全体のモットーです。喜んでいただく、一番の対象はお客さまですが、もちろんモノづくりをする側も「モノをつくる喜び」を体験しなければなりません。研究開発も生産も、その喜びを商品に乗せてお客さまにお届けすること、すなわち、お客さまのニーズに応えて喜んでいただくことが大切。10人いれば10の悩みがあります。お客さまの悩みを解決するところには、お客さまの感動があります。お客さまの悩みを解決し、会社一丸となって商品化することで最高の感動をお届けする、それが私たちの役目です。多くの人の手と心によって創られる新商品、そこにはきっと、新価値の発見もあるでしょう。

グローバル人財の育成を求めて

 人財教育に関しては、学会活動や特許申請、ドクター取得、海外留学など世界で活躍できるグローバル人財を育てるべく、教育プランを用意しています。また、階層別教育の実施、ポーラ・オルビス ホールディングス全体として会社経営者の育成も行っています。
 将来のミッションとして、私たちの商品・技術を世界ブランドに育てることを掲げています。「世界の人々に笑顔と感動を」ということの実現に向けて、グローバルな視点で事業を展開しています。2008年に開催された第25回国際化粧品技術者会連盟(IFSCC)世界大会では当社の研究開発部門が発表した論文が口頭発表基礎部門においてアワード(最優秀賞)を受賞。当社のそのような技術力の高さ、学会等々で認められている事実を念頭に置き、それに見合った商品を提供していく――優秀な理論・理屈に裏づけされて初めて、商品は真の商品となります。
 人生、生涯勉強と心に刻んでいます。会社の制度をフル活用して自分の可能性にチャレンジし、世界を唸らせてください。

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